I. 江 口 eguchi
作品サイズ作品(画部分) : P8号 / 45.5㎝×33.3㎝
額装外寸 : 61.5㎝×50.0㎝ (ゴールドー系フレーム)
混合画法、本金箔(24K)、銀箔使用
1999年制作 一点もの 黄袋付・段ボールかぶせ箱入り
販売価格704,000円/ 税込み価格(送料込み)
作品代金の決済後、発送手続きを致します
下のオーダー・フォームを利用の上、ご注文下さいませ
※ オーダー・フォームの受信後、当方より発注内容のご確認メールを送信いたします
(当方のアドレス post.noh@gmail.com )
クレジット決済を選択された方には、併せてクレジット会社から決済用のメール(請求書)が送信されます ご案内に沿ってお手続きを完了してくださいませ
銀行振込を選択された方へは、ご確認メールに口座情報を記載致します
【 能「江 口」について 】
旅僧は摂津から天王寺へ向かう中、淀川を舟で下り江口の里の旧跡・江口ノ君堂(寂光寺)に立ち寄ります。
「 世の中の 厭(いと)ふまでこそ かたからめ 仮の宿りを惜しむ君かな 」と西行が詠んだ古歌を口ずさんでいると、一人の女人が現れて
「 世を厭ふ人とし聞けば 仮の宿に 心とむなと思ふばかりぞ 」との返歌と
「宿を貸すのを惜しんで断ったのではありません。」と告げて消え行きました。
遊女だった江口ノ君が普賢菩薩に顕現したと聞いた僧が供養をはじめると、美しい姿の江口ノ君が舟に乗って現れて、身の上を語り棹の歌を謡います。川を渡る舟にこの世を渡る因縁を重ね合わせて「仮の宿りに心を留むな とは悟りへ導くための諌めとして言いました。」と言い終えると江口ノ君は普賢菩薩に舟は白象(はくじょう)へと変わり、光輝く雲に包まれ西の空へと消えて行きました。
#江口 #普賢菩薩 #寂光寺 #西行 #白象